もりのくまの”M's Grab Bag”が「くまの雑記帳」で再出発。観劇記録、コンサートの記録、おいしいもの記録が中心の雑記帳です。


by a_bear_in_woods
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『DRAMATICA / ROMANTICA』 7月21日マチネ@シアタークリエ

あっという間に1週間以上前のことになってました(汗)。
ちょっと、色々と強行していたもので……

働き者の芳雄くん、帝劇での1カ月のタイトルロールの楽から1カ月弱でのコンサート!しかも、その間に私は見てませんが、コンサートのゲストや1日だけの舞台や映画の舞台挨拶や、と大忙しの日々だったようです。

で、かんじんの『DRAMATICA / ROMANTICA』の話。
ミュージカル(&宝塚)で活躍する4人の女優と男性は芳雄くん一人と言う5人だけで2部構成のコンサートというかショーを回して行くエンターテイメントでした。

第1部のDRAMATICAはミュージカル作品と映画音楽をちりばめた構成。
1曲だけを断片的に抜いてきて、音楽とダンスとして聞かせ、見せる物もあれば、ある程度のストーリー性のある切り取り方をして見せている部分もありました。
いずれにしても、細かくバックグラウンドの違うシーンがちりばめられる感じ。いろんな作品のおいしいところをパッケージしたイメージです。

知っている作品からの物の方がその演出の意外性なども含めて楽しめるのでしょうけど、見たことのない作品からの楽曲も楽しめましたし、次があればその作品を見てみたいな、ってきっかけとしても良かったです。私の場合は『ブラッドブラザーズ』が次があれば見てみたくなった作品のひとつですし、フランス風味(?)の『モーツアルト』もいつか日本で上演があれば楽しみですね。M!とはまた違った、大人っぽい色っぽい?世界がありそうです。

こんな感じのショーをグレートアメリカと言うパラマウント映画のテーマーパークの中のシアターで見たことがあるます。それは映画会社のパークなので映画のワンシーンが中心なんだけど、ボーカリストが映画音楽を歌う中で、映画の名シーンが次々アイスショー!で繰り広げられるものだったのですが、とても楽しかった思い出があって、今回のDRAMATICAはそれに通じるところがありました。
で、そのパークのシアターはものすごくカジュアルで、物売りが中を歩き、飲食しながら楽しめるようなところなんですが、このDRAMATICAも、個人的には今回のようなシーンとした劇場よりはもう少しカジュアルに楽しめる場所での方が楽しかったかな。どんな場所があるかって言われると難しいけど(汗)。

印象的だったのは、聖子ちゃんと芳雄くんのムーランルージュ。聖子ちゃんのにコール・キッドマンに張りあったクールビューティぶりがちょっと意外で新鮮でした。芳雄くんの方は「もう君に夢中さメロメロさ、振り向いてくれ~」ってのはある程度お手の物感がありますが(笑)←だって、そういうヘタれな役が実は多くない?
聖子ちゃんと言えば、男前(笑)な「ラ・マンチャの男」も良かったですね。小柄だし、顔立ちも女性っぽいのに男前に歌い上げるのは良いなぁ~

芳雄くんと金さんのアカペラも良かった。金さんは今回のメンバーの中ではソウルフルな低音が出せる歌い手として、全体をすごくいい感じに締めてた感じです。初めて見て聞いた方ですが、素敵でした。

さて、このままのペースで行くと、第2部のROMANTICAの話に行く前に日付が変わりそうだ(笑)。
ってことで、ROMANTICAの方はクラシカル・クロスオーバーが中心で、今度はトークなし。ストーリー色は更に無くなって1曲ごとにその曲の世界というかカラーが強く打ち出されて行きます。

さて、このクラシカル・クロスオーバ中心の選曲がすっごい好みでした!!
うれし~っ!ってくらいに。
それと、ROMANTICAの方では知念ちゃんの歌声が舞台の作品で聞いた時よりも良い印象でした。程よく繊細で、程よく芯があって。あれ、こんな心地よい伝わる声の人だっけ?とちょっと意外。(あ、もっとも、彼女の歌をよく聞いたのが『ルドルフ』だったので、あの正妻さんのイメージを持ってしまってたからかもしれません。)
そうそう、それとDRAMATICAでは一貫して、男役卒業女優デビュー!のスタンスだった彩吹真央さんが、芳雄くんと一緒にエスコート役をされるシーンがあったのですが、やっぱりさすがです。申し訳ないけど、まだ女優さん仕様よりもこっちの方がため息が出る素敵さでした。他の男性俳優さんとならエスコートの仕方ではかなりいい線に行くと思う芳雄くんですが、本物のヅカの男役さんの前では色あせちゃいましたね(汗)。

Nella Fantasiaは私はIL DIVOやBLAKEといった男性コーラスで聞きなれていたので、女性コーラスが新鮮でした(もともとはサラ・ブライトマンだからホントは女性が普通なのか?)
同じ理由で知念ちゃんのYou Raise Me Upも新鮮。ドラマっチックに歌い上げ過ぎないってこともふくめ、こんなYou Raise Me Upもありかと。しかも日本語の詞だし!

そして、芳雄くんが Canto Alla Vitaを歌ってくれたのがすっごく嬉しい!ディナーショーでのMi Mancheraiに続いて、ジョシュが歌ってたイタリア語の曲だ!!うん、やっぱりいいなぁ~、曲も良いし、芳雄くんの声もいい。ジョシュも良いけど、芳雄くんも良い(笑)。←他のボキャブラリーは無いのか自分(汗)。

それと、彩吹さんと金さんのデュエットのThe Face。プログラムにもこれを元々歌ってるRyanDanはまだ日本での知名度は低いってありますが、ホント、こんなところで聞くとは!でした。ただ、実は私自身はRyanDanのアルバムは曲は好きなのが多いのですが、歌い方と歌声がちょっと好みとずれてて、最近はあまり聞いていなかったのですが、今回のでまた引っ張り出そうかと思った次第(笑)。

ROMANTICAの締めの曲も大好きなジョシュのアルバムの中の曲でした!Lullaby。これもしっとりとして今回の5人の声に本当によくあってて、良い気持ちで終わったなぁ~って満足感を覚える物でした。

で、しっとり終わった後のアンコールがWe are the world.
ディナーショーの時、実は昔からマイケル・ジャクソンが好きだったと芳雄くんが言っていたのがちょっと意外に感じたのですが、アンコールでのWe are ther worldの歌いっぷりを見ていたら、家で一人でマイケルを聞きながらどうしているのかがちょっと垣間見えたようなwROMANTICAでのちょっと不思議なエスコート役から離れて、少年芳雄くんが飛び出しちゃった感で楽しいアンコールでした。


さて、たしかに、私はこういうタイプのコンサートともストーリーのあるお芝居とも違った感じのショーを国内では見たことがないので、出演者さんたちがあちこちで言っているように画期的な作品だったようです。

全体的な感想としては、私はこういうショーはとても好きですし、選曲が私の好みにかなりあっていたのが良かったですね。とっても楽しみました。
ただ、2公演目だったせいもあるのでしょうが、5人で細かいパーツになった作品を組み立てていくわけですから、出たり入ったり、ダンスしたり、あっちに立ってこっちに立って、といった流れが若干ぎこちなかったと言うか、段取りをおってる感が否めなかったのは残念。
もう少し回数多い公演で、じっくりやっていくとそのあたりもスムーズでもっと素敵な大人の洗練されたショーになるのにもったいないなぁ、ってのも感じました。

ってことで、やっと感想終わり。
あ~、長すぎだ。
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by a_bear_in_woods | 2010-07-30 10:51 | Theatergoing