もりのくまの”M's Grab Bag”が「くまの雑記帳」で再出発。観劇記録、コンサートの記録、おいしいもの記録が中心の雑記帳です。


by a_bear_in_woods
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黒衣(くろご)ちゃんって知ってる?

歌舞伎や文楽(人形浄瑠璃)に出てくる、あの黒い覆面と黒い衣装の人たち、「黒衣(くろこ)」をモチーフにした当世流行りのユルキャラで、国立劇場のマスコットキャラです。

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公式ページもあったりします。


昨日は、母上と国立劇場へ文楽を観に出掛けてきました。
残り少ない夏休み(まだ休みなのかと言うツッコミが入るの必須(笑))、秋は芸術!とばかりにTheaterやHallと名前の付くところへ足を運ぶ機会が多い9月です。(つまりこの後も予定があれこれ(汗))

文楽を観に行ったのはこれで4回目のまだまだ初心者です。

きっかけは三浦しをんが『仏果を得ず』を出版した際に、某TV番組の作者のインタビューコーナーで、実際に彼女とレポーターが国立劇場に行き、楽屋で人形さんや大夫さん、三味線さん達からお話を伺うのを見て、しをんさんの文楽への愛のすごさに、そんなに愛せるものってどんなにステキなんだろう?と興味を持ちました。

で、図書館に出掛けて行って著作を探したわけですが、当然新刊は予約でなかなか借りられない状況だったので、彼女の『あやつられ文楽鑑賞』を先に読んだのですが、これが面白い!
彼女がちょっと「腐」の(ちょっとじゃないか)目線から、しかしオタクらしい鋭い突っ込みで作品や舞台の様子を書いていて「ああ、本当におもしろそうだわ!見てみたい」となりました。

その後、しをんさんの小説は目的の『仏果を得ず』を始め、数冊読むことになりましたが、ほんと、面白い。
そんな、面白い本を書く人がハマっている「文楽」が面白くないはずが無い!

ってことで、数年前、両親を巻き込んで(笑)、地元で開かれた文楽教室を最初に、チャンスがあれば年1回ぐらいのペースで見ています。

まだ、あまり詳しくないのでそれほどの感想はかけないのですが、今回見た『粂仙人吉野花王』は、早変りがあったり、ちょっと派手目な舞台演出があったりで見た目も良かったし、話も明快でコミカルでさえあって、とても楽しかったです。

もう1本の世話物『夏祭浪花鑑』は、これまた判りやすい物語で、最後の盛り上がりはドラマチックな話で、こちらも「夢」の世界に誘われることなく、しっかり楽しめました。(もっとも母上は昼食後はついに沈没してましたが(笑))

今回は、大夫さんに健(仏果を得ずの主人公)を思わせるよな、若手さんがいらっしゃいました。
30代前半の大夫さんのようですが、そんな若い大夫さんは初めてでした。
声がとてもよく通り、聞きやすい義太夫で「あ、若い大夫さん、いいじゃない!」でした!


それにしても、母に付き合ってゆっくり歩いて、寄り道も少なくして、電車も1本早くに帰宅したら、疲れ具合がいつもの観劇に比べてかなり少ない(笑)。
いつも、ちょっと無茶しすぎかな(汗)。
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by a_bear_in_woods | 2012-09-13 09:15 | Theatergoing