ウェディングシンガー(2回目)@シアタークリエ
2013年 03月 21日
がぁ~、1回書いたのが消えた~~、消えた~~、消えた~~ぁぁぁ。
気を取り直して、でも、簡単に(笑)。
初演以来、この作品の中の楽曲「一緒に年食おう」を夫と一緒に聞きたくて、今回「お誕生日だし、つきあってよ」を言い訳に、やっとつきあっていただくことが出来ました。
なにせファイナルなので今回を逃すことはできません!
色々、心配事があったのですが無事に一緒に「一緒に年食おう」を楽しんでこられただけで十分にうれしいです。
と、言ったところですが、実はこれにとんでもないおまけ付きでした。
今回の(も)チケットは芳雄くんのファンクラブを通じて手配しました。ファンクラブだと席の指定はできず、チケットが届くまでどんな席かは全く判りません。
傾向としては平日などの比較的余裕のある日の席は良いことが多く、休日は倍率も高いのでしょう、ちょっと後ろだったり、端っこだったりすることも空くありませんでした。
ところが、ところが、今回、奇跡なのか誕生日プレゼントなのか(!?)、最前列のセンターブロックが来ちゃいました!!
え~~っ、え~~~っ!!
実は『ウェディングシンガー』では、最前列に男性を座らせるということは「いじられる」ということを意味します。
そもそもオケピが無いので最前列ってそれだけでも結構プレッシャーなほど近いのですが、自分の本当の目の前にキャストが来て、じっと見つめられ続けるという、ある意味罰ゲームが(笑)。
ウェディングシンガーのロビーくんがフィアンセのリンダに結婚式当日にドタキャンされてハートブレイクになった後、結婚式で歌えなくなったロビーたちはユダヤ教の成人の儀式のパーティーで歌います。そのシーンでは客席に居る人たちがパーティーの出席者で、最前列に男性がいれば、その人が成人になるという設定になりターゲットロックオンとばかりに「今日から君は大人なのだ♪」と歌われるのです。
とは言え、最前列に男性が夫一人とは限らないので、100%の確率ではないのですが、お席の位置的にかなり確率が高い(汗)。
しかし、事前に「いじられるかも」なんて言おうものなら「やっぱり行かない」と言われかねないので、そこは「客席降りがあるよ。目の前で芝居が展開するよ」とだけネタばれで劇場へ。
客席降り、初演の時に最前列のサイドブロックから眺めましたが、これもセンターだとホント更に近くて、それだけでも十分ドキドキでしたが……
実際、最初のアンサンブルの客席降りで軽いジャブを浴びた感じ(笑)。あのポテトチップス、本物なのね。しばらく匂いが離れなかったわ(爆)。
そして、いよいよ問題のシーン。
この日、サイドブロックには若い男性のグループが居たし、ちらほら男性の姿があったので、どうかな?って思っていたのですが……
来ました!!!!!!!
ええ、目の前です。
かがみこんでロビーたち三人がじっと夫の目を見つめて歌います。
さすがに夫もどうしていいのやら、で、私を救いを求めるように見ますが、私も、うれしいよりもタジタジ(汗)って感じで、なんともカントも(笑)。
しかし、ファイナルに本当にハッピーでラッキーでした。(お札は来なかったけどね。うん、それは欲張りすぎ(笑))
もちろん「一緒に年食おう」も念願通り、一緒に楽しめたし、なにより今回は購入したチケット分全公演(と言っても2回だけど)行けたし、本当に満足でした。
ちなみに初演の時は強風で辿りつけなかったのが1公演。
再演の時は震災の後に行く予定だった1回分、JRは通じていなかったし、なにより自宅のライフラインが復旧してなくて、おふろにも入ってないような日々、観劇なんてできるわけもなく……だったので。
今回も、この公演期間中に強風の日が何度かあったので、本当に最後の最後まで本当に行けるかな?天候は?とかハラハラだったので、うれしさひとしおでした。
そして、夫の感想ですが「大澄賢也、すごい!」
って、友人と一緒でした(笑)。
前にも書いたけど、やっぱり世を騒がせて彼が登場して来てから、スキャンダル!?とかも見てきているし、同年代だし、って考えると彼のあのパフォーマーとしてのすごさは更に感じる物があるんですよね。
それにあの嫌なグレンを見事に気持ち良いぐらい嫌な奴なんだけど、憎めないというか愛すべきキャラの一人として見事にハマってるし。
うん、確かに目をひく。
あ、でも夫も芳雄くんに慣れて来たかも!?
なにせDaddy long legsから連続しての観劇だし(来月もつきあってもらいますとも!)ね。
夏の『二都物語』にも興味を示してくれているので、夏休みも「一緒に年食おう」じゃなくて「いっしょい舞台見よう」かな?
そうだといいな。
by a_bear_in_woods
| 2013-03-21 10:30
| Theatergoing