もりのくまの”M's Grab Bag”が「くまの雑記帳」で再出発。観劇記録、コンサートの記録、おいしいもの記録が中心の雑記帳です。


by a_bear_in_woods
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朗読活劇レチタ・カルダ「沖田総司」 井上芳雄/@東本願寺(浅草) 4月13日

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えっと、結局またお泊りしてしまいました(爆)。
今回の宿からの眺め。


いや、だって……夕方からの公演だから午前中から出掛けて、あれやこれやついでに楽しめるね、って計画で夫につきあってもらう予定だったのに、彼の歯医者の予約が午前中にはいったんだもん。

私のせいじゃないよ(笑)。

だけど、今回はめっちゃくちゃリーズナブルにお泊りしたんですよ!二人で9000円を切ったんだから。
夕食もいつもに比べればリーズナブルに抑えたし……(で、翌日に某所でその差額分は使ったって話があったりなかったり、っていうか、あります(爆))

さて、本題から大いにそれました。

今回は色々と初めてづくしの体験でした。

まず「朗読活劇」ってなに?レチダ・カルダって?ですよね。
これは、本当に実際に観るまでずっと謎でした。

語り手が井上芳雄くん、そして「演奏」がスパニッシュ・コネクション。
まずここから、どうやら音楽がついた朗読であることと、活劇ってぐらいだから、ただ読むわけじゃないよね、ってのは判りましたが、まだまだ謎だらけ。

そして、会場はお寺!それも境内と言うことで屋外イベント!
これもほぼ初めての体験。

夫を連れて……は初めてじゃなかったな(笑)。
今年に入ってから、なんとすでに3度目のお付き合いです。ありがとうございます。

4月に入ってから週末はとんでもない荒天続きだったのですが、この日はやっと少し穏やかな天気になりましたが、風が冷たかったです。(今度の週末も天気が悪く、寒いようですからあの日は奇跡的な週末だったみたいです。)

会場へは17時半ごろ入りましたから、まだこの頃は日が沈む前にパイプいすがぎっしりならべた会場に入りました。
夕方からと言うことで、ストールを準備していたのですが、ギリギリで春物だけどコートも羽織って言ったのですが、周りはダウンのロングコートとか、結構な冬装備。こりゃ、まずったかと思いながらも着席して開演を待ちます。

座席表も事前に無かったので、チケットの席番から自分がどんなところに座れるのか、はたまた舞台はどんな感じなのかも全くの謎でした。

これが、意外や意外に結構中央付近で、そこそこ前の方でした。
本堂の入口に舞台がしつらえてあって、椅子とテーブルが置かれていました。
そこで読むのかな?

上手に当たる位置には桜の大きな木があって、ちょうどそのテーブルのあたりに影を落としています。
残念ながらもう葉桜でしたが、これが花盛りだったらどんなにすごい舞台設定だったでしょう(寒さは今回の比ではなかったでしょうけど。)

少しずつ陽が陰りだした開演時間、照明の当たった本堂の中から、刀をもった芳雄くんが飛び出してきました。

物語の出だしは、どうやら総司の絶命の寸前の様で、そこから回想のように話が始まりました。

実に新撰組の話はあまり詳しくないのですが、だいぶ昔にみた大河ドラマの配役を何とか頭に浮かべながら、人物像を作り、迷子にならないように話を追いかけました(汗)。

スパニッシュ・コネクションはギターとバイオリン、パーカッションからなるバンドでしたが、名前の通りスパニッシュな雰囲気な音楽が不思議とこの沖田総司の人生に合っていました。
そしてとてもスタイリッシュな音楽で夫とも「かっこいいねぇ。この間の古澤巌さんみたいだぁ~」と。

活劇だけあって、何度か刀を持ったり、あるいはマイムで刀を抜いたり、振り下ろすシーンなどがあったのですが、刀の抜き方がね、うん、何て言うかそれは日本の刀じゃないよ、ってところがあったのは、プリンス芳雄くんであって、殿じゃないのでいたしかたないか(汗)。

衣装は皮っぽい素材のスタイリッシュな黒いジャケットと細身の黒いパンツ。
細くて長い脚がとても強調されていました。

おかげで夫の感想が「舞台でキャプテンハーロックを演じられるよ」って。
私には良く判る感想だし、褒め言葉だけど、その日が来るとは思えないのが至って残念。

(いや、あの銀英伝が舞台化できるんだからハーロックだって!?)

お寺の上空はちょうど飛行機の空路で、かつ、おそらく観光飛行と思われるヘリがガンガン飛び回り、時々木を殺がれそうになりましたが、陽が完全に落ちて、真っ暗になってからは照明に照らされた本堂が何とも言えない幻想的なムードだし、上手の桜もシルエットになると葉桜も満開の桜も似たような感じなので、これまたなかなか雰囲気満点で、振り返れば細い三日月まで出てるし、たまには野外もいいね、って(寒さ以外は)感じました。

2幕構成の実質2時間の舞台は、体の冷えを我慢するのにはギリギリだったかも、ですが、満足のうちに終わりました。
歌は全く歌わなかったけど、やっぱり彼の声は良い。話にドンドン吸い込まれていって、総司という人物がとても愛おしい、素直で真摯は若者の姿になりました。(しかし、あんな最期だったとは……)

夫も結構楽しんでくれたみたいだし、もしかするとこれまでで一番満足してたっぽい(歌ってないのに!なのか、歌わない方が良いのか!?)。

さて、本編が終わってさすがにアンコールはあり得ないのですが、ちょっとした舞台あいさつがありました。
でも、その挨拶がほとんどファンクラブイベントのノリだったのが、一瞬気になったのですが、でもよくよく見まわして考えてみれば、単独出演(スパニッシュ・コネクションの方たちがいらっしゃいましたが)なんで、どう見てもかなりほとんど芳雄くんファン。(いやでも、ね、沖田総司ファンだっていたかも!?)
いいのか、それで、と思い直しました。

寒さに耐えて!楽しんだことをいたわってくれながら、京都の公演の宣伝もしっかりする、いつもの彼が戻って来ていました(笑)。

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さて、たっぷり楽しめたので、現在はキンドルで原作を読んでたりまします!
ちょっとは時代小説に親しめるかな?
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by a_bear_in_woods | 2013-04-19 22:55 | Theatergoing