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もりのくまの”M's Grab Bag”が「くまの雑記帳」で再出発。観劇記録、コンサートの記録、おいしいもの記録が中心の雑記帳です。


by a_bear_in_woods
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StarS 三大ミュージカルプリンスコンサート@シアターオーブ 5月10日 マチネ

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ペンライトだの、サイリウムだって!?
と言った舌の根も乾かぬうちに振って来ましたとも(爆)。

っていうか、なんか懐かしい余計なものも一緒に写ってますが(笑)。

ついでに3大ミュージカルプリンスって誰ですか?って話もありますよね。
井上芳雄くん、浦井健治くん、山崎育三郎くん(年齢順)の若手ミュージカル俳優(プリンしパル)です。


実際、コンサートの幕が上がってからのネット上の感想とかを眺めていたら、「ああ、これはもう楽しんだ者勝ちだな」と思ったので、会場に到着するなりパンフと一緒に「サイリウム4本ください!」と言っていました。

あ、同時に4本振ったわけではありません。
翌日に友人と3人で出掛けることになっていたので、翌日の分を前もって確保!です。

さて、シアターオーブは初めての劇場です。
こういう劇場にしては珍しく高層階(と言っても11階!?)にあって、ガラス張りのホワイエからは渋谷の街が見下ろせます、が、いやぁもう、なんていうかそんな景色を楽しむ余裕のないほどの混雑と言うか、混沌ぶりというか……

グッズ販売にガチャポン!!!(アイドルのイベントだとこんなものまであるのかとホントびっくり。缶バッチがなんパターンかあったようです)、それにCD販売、プレゼント受付場所、と、まぁ、どこもかしこも人が並んで溢れていました!!

実は、またしても改札口の選択を間違えたもので(渋谷、苦手だわ)、少し出遅れて到着した私はプログラムの購入がやっとで、CDは終演後に並びました(っていうか、後々考えたら4種まとめ買い+握手会のつもりはなかったんだから、山野の通販で買って、向こうのイベントに応募した方が良かったんじゃないか?)。

ま、外の景色も今はまだ工事中が多いし、そこは渋谷だから、中と同じ混沌の世界で、それほど麗しくはないのだが(汗)。←どんだけ渋谷が嫌なんだ!自分。

さて、コンサートは1部構成約2時間(はい、約の部分はトークにかかっています。伸びるのはお約束なので。)。

サイリウムを手にして席についたものの、これ、どのタイミングかな?といささか不安に。
周りの人はまだ手に持ってないし……

と思ってるうちに開演アナウンスが3大プリンス(汗)御自らの声で入り「今でしょ」の無理やりな流行に乗った発言に促されて、ポキッとな。

実はなにぶん、もう一つのアレの時以来だったので、力加減が判らずにいささか苦労しましたが、それはもう周りも一緒(笑)。
右隣の人たちはそのまた右隣の方に手伝ってもらい、私自身も左隣りの方のサイリウムも折って差し上げ、そうこうしているうちに客電が暗転、舞台上の惑星?天球?を意識した丸いスクリーンに映像が映し出され、三人のシルエットが映ったともうと、まばゆいスポットライトが舞台に当たり、すでにスタンバイしていた彼らを浮かび上がらせます。

もう、出だしからアイドルコンサート風の演出で盛り上げてきます(って観たことないから想像だけど(笑))。
観客は先ほど光らせたばかりのサイリウムやペンライトを振りながら、拍手も、そして一部悲鳴も!!

1曲目はCDにも入っていたし、ホームページやyoutubeにもUpされていたGleam

正直、曲とPVの段階ではサイリウムやペンライトと同様に、え?どうしてこの路線!?だったのですが、何て言うかああいう雰囲気の中で聞いちゃえば平気ですね。
っていうか、あれでしっかり彼らが狙ってた世界に連れ去られました(笑)。

CDから2曲続けて(セットリストは次のエントリーであげるつもり)ノリの良い曲を披露して、ここであいさつとMC。
MCがね、芳雄くんのMCは何度も聞いているので予想の範囲なんですが、爆弾がいたぁ~~~~

実に一番、本当に「王子」顔だと思う浦井君、君って……どんな爆弾だよぉ。
この日もかなりだったのですが、翌日は更にすごかった。

曲の方はやっぱりこれは欠かせないよね?ってことで、これまで彼らが関わってきた作品から、皆が期待するだろう曲を集めました~~!!!なコーナー。

ここはそれぞれのファンが、それぞれに堪能できただろってところです。
なんといっても芳雄くんファンとしてはトートへの夢再び!いや違った、三度か?
10周年コンサートのセルフデュエットの『闇が広がる』にドラマティカ・ロマンティカVで彩吹さんとのがあったね。

今回はソロは『最後のダンス』そして『闇が広がる』はちょっと面白い演出でした。(この演出の説明が翌日の浦井爆弾大爆発の予兆になるんだけど、それはまた今度!?)

芳雄くんの『最後のダンス』は当然初めて聞いたのですが、アレンジこそ舞台とは違いますが、なかなか妖しい感じ。
10周年コンサートの時のトートはヅカチックだったけど、今度はなかなかどうして、男性としての妖しさです。(もっともトートは人じゃないから男性的である必要もない気もするけどね。)

うん、いつかね、きっと。
そんな日が来る頃には浦井君のトートもあったりするのかなぁ……『闇広』での浦井トートは芳雄くんとは違うけど、また一つの魅力ではありました。

ウンと贅沢な夢を語るなら、フランツとトートをダブルキャストで演じ分けるダブルキャストなんていいなぁ。
ほら、レミゼの日本初演のバルジャンとジャベールみたいに。
無茶……だよね、うん。でもそこは夢だから。

出演した作品の次のミュージカルコーナーは『歌ってみたかった曲』

芳雄くんと浦井君のデュエットのDefying Gravityはとても良かった。
二人の声がすごく気持ちよく伸びて、まさしく聞いているこちらが重力から解き放たれる気分でした。
浦井君はもともと重力と無縁なようですが(笑)。

芳雄くんのソロのWelcome To Burlesqueは驚きました。
本当にこれまでの彼からは想像つかないところを持って来たので。

曲もだけど衣装もうひょ~~~~!!
何とも言えない濃いピンクのスーツ、しかもパンツはハーフレングスで網タイツ。
ジャケットの下はえり部分だけのシャツ。

デカダンスってのですか?

そして、その後はいまどきの洋楽も入れつつ、オリジナル曲やオリジナル歌詞をつけた有名なあの曲この曲を……

再びノリノリの会場になって、アンコールは再びGleamでみんなで立ち上がって、光る物を振って、いよいよエンディング。


10歳、いやいや20歳、っていうか本当のことを言えば30歳は若返った2時間でございました。
本人たちが遅れて来たアイドルなら、私も大いに乗り遅れたアイドルファン気分を味わった貴重な時間でした(笑)。

もちろん、もう1回、このネタで書くつもり。つもりね。
by a_bear_in_woods | 2013-05-14 18:37 | Theatergoing