もりのくまの”M's Grab Bag”が「くまの雑記帳」で再出発。観劇記録、コンサートの記録、おいしいもの記録が中心の雑記帳です。


by a_bear_in_woods
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今年初の大きなクリスマスツリーはオペラシティでした。

芸術の秋は一旦終了したかに見せかけて(謎)、どうやら月一ペースに落としただけのようです。
今月は何の予定も入れてなかったので、新聞の広告で興味を持ったこちらのコンサートに出掛けてきました。

ポイントは多分オールベートーヴェンだったことだと思われます(つまり選んだのは夫であって、私ではない。)
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第7番 ハ短調 作品30-2
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第8番 ト長調 作品30-3
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第9番 イ長調 作品47 「クロイツェル」

たまたま、我が家にはCDが無い曲目が前半は続いたので、なかなか新鮮に聞くことが出来ました。
それにしてもベートーヴェンはドラマチックだなぁ。

オペラシティのコンサートホールは昨年に続いて2回目。
今度は2F席にしてみよう!と思い立ち(と言うか、たぶん1Fは残って無かったかも)、割とよさそうな場所を選んだつもりだったのですが、実に舞台が見えない。
特に今回のような演奏者がミニマムだと立ち位置によっては手すりが邪魔で見えない。

ま、いいや、聴きに来たんだし、ってことでもう舞台を見ることは途中であきらめました。
TVカメラが入っていたので、後日、どっか(ってNHK-BSぐらいか?)で見られるのかもしれません。(資料映像ってこともあるか?)

今回は季節的なこともあって、楽章の合間での咳払いが激しい、激しい。
でも、神尾さんはあんまり気にする人じゃないのか、けっこう強引に次に行きます。
ま、曲が始まれば皆さんも咳を何とかして止めるので良いのですが、が、が、

咳が止まらないからとアメちゃんを舐めるのはどうよ?
いや、舐めるのは良いよ、それで咳が止まるなら。
問題は飴の包み紙を解く音!
今回はこれがホントにひどかった。
もうね、殺意が湧くかと(っていうか、隣のお嬢さんからは殺気を感じた(笑))。

ああ、だれかコンサートや観劇用に音のしない飴包みってのを開発してくれないかな。
あと、あのチラシを入れてくれるビニール袋も滑りにくいものにしてくれないかな。
あれも、膝から滑り落としたり、足元で倒したりでノイズの元だよね。

なんてことを考えながら聴いては行けませんね。

そうでもね、飴にはアイディアが!
歯磨き粉みたいなチューブに入れた水あめではいかがでしょうか?
キャップはもちろん落ちないようにしてね。
どう?誰か作って劇場で販売してみませんか?

アンコールはモーツァルトとラヴェル。
ラヴェルはめっちゃくちゃ技巧的な曲で、ちょっと余韻が切られた感じ。
アンコールってそういうものなのかもしれないけど、それまでの雰囲気とあまりにガラッと変えちゃうのってどうなのかな?
特にせっかくオールベートーヴェンとかオール誰々とかの時に、まったく別系統の演奏で〆られるとちょっとガッカリ。

しかし、ブラボーの掛け声がとても揃っていて、まるで親衛隊の様と思ったのはここだけの話(笑)。

時系列が変になりますが、この日はホールに辿りつく前にとあるプレイガイドへ。
同じ初台の新国立劇場で3月に上演される『アイーダ』の一般発売日だったのでチャレンジしてみたんですが、噂以上の瞬殺でした。

そうそう、オペラと言えば(?)、沢山いただいたチラシの中に懐かしのサントリーホールの『成人の日コンサート』のチラシが入っていました。
今年は田代まりお君が出るのね。ふーん。
オペラ座の怪人をベースにまりお君はファントムで他のオペラ歌手の方たちはオペラを歌うのかぁ。

芳雄くんがあのコンサートに出たのってもう何年前だっけかな?
あの時のサントリーホール体験が最近のホール巡りのきっかけだったような気も……

そして、この日の外出の〆は初神楽坂。
すっかり日没してから現地に着いたのですが、人と飲食店の多いことにびっくり。

本当に細い路地の先にまで面白そうでおいしそうなお店の数々。
いいなぁ~、オエドって(笑)←いや、財布がモタナイケドネ。
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by a_bear_in_woods | 2012-11-26 14:11 | Music

Daddy long legs読了

って、どんだけ時間かけちゃったんだろう。

アマゾンの自分の発注履歴を検索したら、去年の12月12日に注文しているから11か月かけてしまったらしい。
ま、言い訳はいくらでもできるけど、しても空しいので色々自分の不徳の致すところです。

とは言え、読んでいて後悔は全くありません。
実際にミュージカルを見に行く前にもそれなりに読み進んでいたので、舞台での展開で「ああ、この場面はあの手紙のシーンね」と楽しめたし、観劇が終わってから残りを読んでいる間も「ああ、ここがあのシーンね、なるほど!」とどちらにしてもとても楽しかったです。

そして、今日はもう数日前から次に読む日が最後、って判っていたのですが、本当に読了してしまった……(ちょっとさびしい)。

最後のラブレターは舞台以上に感動ものだった。
と言うのも舞台では触れられていなかった一度目の失恋後のジャービー坊ちゃまの情けない近況が垣間見えるから、なんですが(笑)。
いえいえ、それが無かったとして、それまで懸命に意地を張っているかのごとくのジュディがダディに心情を吐露する手紙からもうね、きます。

やはりこれは決して子ども(小中学生)向けではなく、ハイティーンより上むけです。
誰かを自分よりも大切、って思える感情を抱いてからの方が楽しいしいと思うな。

それと、舞台では実にすざましいネタばれを最初からしているわけですが(ジャーヴィー坊ちゃま=ダディ)、小説では最後の最後手紙まで一切その可能性に直接は触れません。
最後のラブレターで「私は何故ここまで”あなた”が”あなた”であることに気がつかなかったのか、ヒントなら沢山あったのに」と舞台でもセリフに使われていたフレーズが出てきて、読者は初めて確信するのです。

勘の良い読者はそれより前に気がついているのかもしれないけれど。

舞台と違ってダディの心情は全く出てきません。
ジャーヴィスがどんな気持ちでそもそもジュディの学費を出し始めたのか、そして手紙をもらうようになってからの心情の変化も。

そこは舞台の場合はああして並行して見せてくれたのは素晴らしい演出だったな、と思います。

原作のジュディは意外にあっさりとダディとジャーヴィー坊ちゃまが同一人物だったことを認めて、なおかつ愛することを誓っていますが、実際、こんな立場に立ったらそんな寛容になれるの?とか、まだ舞台はジャーヴィー坊ちゃまの葛藤も見ているからこそ許せる過程もそれが無いわけですから……

うん、原作にはもちろん魅力がたっぷりあるけど、あの舞台化は短くすることで作品の面白さを損なうことも無く、むしろ見事に舞台でならではの魅力を引き出すことに大成功じゃないか!と再感動。

でもって、ありがたいことに感動の舞台を年明けにもう一度見られることも決定だ!

2013年、まだちょっと先だけどもうすでに楽しみです。
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by a_bear_in_woods | 2012-11-10 22:36 | Books & Comic books