もりのくまの”M's Grab Bag”が「くまの雑記帳」で再出発。観劇記録、コンサートの記録、おいしいもの記録が中心の雑記帳です。


by a_bear_in_woods
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えっと、結局またお泊りしてしまいました(爆)。
今回の宿からの眺め。


いや、だって……夕方からの公演だから午前中から出掛けて、あれやこれやついでに楽しめるね、って計画で夫につきあってもらう予定だったのに、彼の歯医者の予約が午前中にはいったんだもん。

私のせいじゃないよ(笑)。

だけど、今回はめっちゃくちゃリーズナブルにお泊りしたんですよ!二人で9000円を切ったんだから。
夕食もいつもに比べればリーズナブルに抑えたし……(で、翌日に某所でその差額分は使ったって話があったりなかったり、っていうか、あります(爆))

さて、本題から大いにそれました。

今回は色々と初めてづくしの体験でした。

まず「朗読活劇」ってなに?レチダ・カルダって?ですよね。
これは、本当に実際に観るまでずっと謎でした。

語り手が井上芳雄くん、そして「演奏」がスパニッシュ・コネクション。
まずここから、どうやら音楽がついた朗読であることと、活劇ってぐらいだから、ただ読むわけじゃないよね、ってのは判りましたが、まだまだ謎だらけ。

そして、会場はお寺!それも境内と言うことで屋外イベント!
これもほぼ初めての体験。

夫を連れて……は初めてじゃなかったな(笑)。
今年に入ってから、なんとすでに3度目のお付き合いです。ありがとうございます。

4月に入ってから週末はとんでもない荒天続きだったのですが、この日はやっと少し穏やかな天気になりましたが、風が冷たかったです。(今度の週末も天気が悪く、寒いようですからあの日は奇跡的な週末だったみたいです。)

会場へは17時半ごろ入りましたから、まだこの頃は日が沈む前にパイプいすがぎっしりならべた会場に入りました。
夕方からと言うことで、ストールを準備していたのですが、ギリギリで春物だけどコートも羽織って言ったのですが、周りはダウンのロングコートとか、結構な冬装備。こりゃ、まずったかと思いながらも着席して開演を待ちます。

座席表も事前に無かったので、チケットの席番から自分がどんなところに座れるのか、はたまた舞台はどんな感じなのかも全くの謎でした。

これが、意外や意外に結構中央付近で、そこそこ前の方でした。
本堂の入口に舞台がしつらえてあって、椅子とテーブルが置かれていました。
そこで読むのかな?

上手に当たる位置には桜の大きな木があって、ちょうどそのテーブルのあたりに影を落としています。
残念ながらもう葉桜でしたが、これが花盛りだったらどんなにすごい舞台設定だったでしょう(寒さは今回の比ではなかったでしょうけど。)

少しずつ陽が陰りだした開演時間、照明の当たった本堂の中から、刀をもった芳雄くんが飛び出してきました。

物語の出だしは、どうやら総司の絶命の寸前の様で、そこから回想のように話が始まりました。

実に新撰組の話はあまり詳しくないのですが、だいぶ昔にみた大河ドラマの配役を何とか頭に浮かべながら、人物像を作り、迷子にならないように話を追いかけました(汗)。

スパニッシュ・コネクションはギターとバイオリン、パーカッションからなるバンドでしたが、名前の通りスパニッシュな雰囲気な音楽が不思議とこの沖田総司の人生に合っていました。
そしてとてもスタイリッシュな音楽で夫とも「かっこいいねぇ。この間の古澤巌さんみたいだぁ~」と。

活劇だけあって、何度か刀を持ったり、あるいはマイムで刀を抜いたり、振り下ろすシーンなどがあったのですが、刀の抜き方がね、うん、何て言うかそれは日本の刀じゃないよ、ってところがあったのは、プリンス芳雄くんであって、殿じゃないのでいたしかたないか(汗)。

衣装は皮っぽい素材のスタイリッシュな黒いジャケットと細身の黒いパンツ。
細くて長い脚がとても強調されていました。

おかげで夫の感想が「舞台でキャプテンハーロックを演じられるよ」って。
私には良く判る感想だし、褒め言葉だけど、その日が来るとは思えないのが至って残念。

(いや、あの銀英伝が舞台化できるんだからハーロックだって!?)

お寺の上空はちょうど飛行機の空路で、かつ、おそらく観光飛行と思われるヘリがガンガン飛び回り、時々木を殺がれそうになりましたが、陽が完全に落ちて、真っ暗になってからは照明に照らされた本堂が何とも言えない幻想的なムードだし、上手の桜もシルエットになると葉桜も満開の桜も似たような感じなので、これまたなかなか雰囲気満点で、振り返れば細い三日月まで出てるし、たまには野外もいいね、って(寒さ以外は)感じました。

2幕構成の実質2時間の舞台は、体の冷えを我慢するのにはギリギリだったかも、ですが、満足のうちに終わりました。
歌は全く歌わなかったけど、やっぱり彼の声は良い。話にドンドン吸い込まれていって、総司という人物がとても愛おしい、素直で真摯は若者の姿になりました。(しかし、あんな最期だったとは……)

夫も結構楽しんでくれたみたいだし、もしかするとこれまでで一番満足してたっぽい(歌ってないのに!なのか、歌わない方が良いのか!?)。

さて、本編が終わってさすがにアンコールはあり得ないのですが、ちょっとした舞台あいさつがありました。
でも、その挨拶がほとんどファンクラブイベントのノリだったのが、一瞬気になったのですが、でもよくよく見まわして考えてみれば、単独出演(スパニッシュ・コネクションの方たちがいらっしゃいましたが)なんで、どう見てもかなりほとんど芳雄くんファン。(いやでも、ね、沖田総司ファンだっていたかも!?)
いいのか、それで、と思い直しました。

寒さに耐えて!楽しんだことをいたわってくれながら、京都の公演の宣伝もしっかりする、いつもの彼が戻って来ていました(笑)。

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さて、たっぷり楽しめたので、現在はキンドルで原作を読んでたりまします!
ちょっとは時代小説に親しめるかな?
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by a_bear_in_woods | 2013-04-19 22:55 | Theatergoing
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キャスト
井上芳雄、高塚恵理子、大和田美帆、斉藤暁、岸博之、二瓶鮫一、なすび、水野栄治、岩島もも、山路和弘

『ウエディングシンガー』の興奮冷めやらぬ、なはずなのに、と言うか、いい加減遊んでいる場合じゃないだろう、って言うか、またもうすぐアレに出掛けるじゃないか、ってな出てる方も観に行く方もどっちもびっくりな(?)スケジュールでしたが、縁あって出掛けてきました。

『亜門版ファンタスティックス』と言われる舞台の初演(2003)&再演(2005)キャストが集まって、『ファンタスティックス』の楽曲を抜粋で歌い、トークをし、の楽しくユニークなコンサートでした。

私はその頃はまだ芳雄くんの歌声を聴いてない頃で(存在は友人の影響で知っていた)、残念ながらこの作品は観たことがありませんでした。

このキャストたち、公演後もプライベートでよく集まり、まるで家族のような関係になっていたそうで、10周年にコンサートが出来るといいね、とずっと言っていたそうです。
そんな10周年も視野に入ってきた2011年、あの東日本大震災が起きました。
キャストの中に被災地になってしまった福島の出身者が3名いた縁から、このコンサートはチャリティー目的となり、本当に出演者、スタッフたちの手弁当、手作りでコンサートを開いたそうです。(上の画像のパンフからも手作り感がしっかり伝わってくるかと!)

会場も本当に小さなホールで、キャストと観客の距離はとても近く、スピーカーと生の声の両方が届くようなそんな場所でした。

『ファンタスティックス』のあらすじを思いっきりダイジェスト(もしくは濃縮by斉藤暁さん)して、山路さんのナレーションを挟みながら楽曲を抜粋して歌ってくれました。

濃縮された物語だけど、非常に普遍的な若者の成長と同時に見守る親たちのエゴを描いて、予定調和だからこそ、ホッとするステキな作品でした。
楽曲もステキで、本編を観てみたくなりましたというか、見たかったなぁ~。(一部キャストが変わって再々演されています)

芳雄くんもとても伸び伸びと気持ちよく歌って、心地よい歌声を聞かせてくれましたが、なによりも全く初めて歌声を聴いたヒロインの高塚さんと大和田さんが気持ち良い歌声で、もっと芳雄くんと共演してくれればいいのに!!って感じ。

岸さんの独特のかっこいいジャジーな歌もすごく良かった。

ともかく、歌もトークも本当に出演者たちが心の底から楽しみ、仲間と一緒にパフォーマンスすることを喜んでいるのが伝わってきたし、その楽しさは終演後の握手会(エベチャレチャリティーTシャツ購入特典)でもそのままでした。
全員が満面の、心からの笑顔で握手して見送ってくれたて、終始アットホームなコンサートでした。

トークの中で、なすびさんの「エベチャレ」なる活動の紹介がありました。
なすびさんと言えば、あの「懸賞生活」のなすびさんですが、彼も福島出身者で震災以降、彼なりの活動で復興支援をして来ているそうです。

それでも、だんだんとみんなの意識から被災地のことが薄れていくのがもどかしくて、何か出来ないか?と思いついたことが、エベレスト登頂へのチャレンジだそうです(で、略してエベチャレ、ってことね)


Donation Climbing!?

とでも言えば良いのでしょうか?



今は彼の登山資金集めが募金の主旨ですが、彼のこの活動を通じて副次的に得られる収益は福島に寄付されるそうです。
また、この活動を通して、さらに福島をはじめとする被災地に再び多くの人が気持ちが向かうことを目的としているそうです。

特に子どもたちの幸せを気にかけているのが判る彼の日々もウエッブページには掲載されています。

なんと今月の8日にはもう登頂に向けて日本を出発するそうです。

詳しいことはエベチャレホームページに!


頑張れ!なすび!!
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by a_bear_in_woods | 2013-04-03 15:26 | Theatergoing

3月の読書のまとめ

先月読んだ本のほとんどがキンドル本。
ベッドの中で読むと、実のところ1ページも進まずに寝落ちすることもあるんだけど、それでもやっぱり少しずつ進むものだわ。

4月からは例年通りペースが落ちると思うけど、でも、なんとか今年度は沢山読みたいな。

2013年3月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:1631ページ
ナイス数:14ナイス

新訳 マクベス (角川文庫)新訳 マクベス (角川文庫)感想
新訳と付いているだけあって読みやすいかった。 こまかい注釈がついているので、一つの言葉がもつ多彩な意味やベースになる話についても知ることが出来るのだが、ほとんど本編のセリフと同量かそれ以上になりそうな注釈はいちいち読んでいると、せっかくの物語に浸れないのが残念。 したがって途中からは注釈は見ずに読み進んだ。 いずれ再読する時には注釈もじっくり楽しむかもしれない。 物語としては非常にドラマチックで自分たちの犯した罪に追い立てられて行くマクベス夫婦の様子はドキドキしたが、急展開にびっくりでもあった。
読了日:3月29日 著者:シェイクスピア,河合 祥一郎
子猫と権力と×××子猫と権力と×××感想
ここまで噛み砕いて説明されなければならないほど、内省する習慣が無い人たちが増えているのか、と少々驚きましが、PCに向かってなにかつぶやけば、誰かが何かを返してくれる、ちょっと調べてみれば、疑問に対する答えのようなものも安易に手に入るんだから、そうなるのも判る気はする。 そして、数ある項目の中には「私、これに弱いな」って発見があるのも事実。 自分をラジカルに変えなくても良いけど、ほんの少し変えてみると、将来は大きく変わるかも、と前向きなメッセージのある本。「人生を変える教室」とセットで読むといいかも!?
読了日:3月28日 著者:五百田 達成,堀田 秀吾
あらし: 1 (研究社シェイクスピア・コレクション)あらし: 1 (研究社シェイクスピア・コレクション)感想
出だしは少し戸惑ったけれど、”あらし”がなぜ起こったのか、そして人々は何処に導かれて行こうとしているのかが判ってきたら、話に引き込まれた。 セリフの多くが詩となっているので、本来の味わいは原文、もしくは舞台でその音を実際に楽しむのが良いのかもしれない。 兄弟による簒奪は古今東西普遍のテーマだと思う。セリフの詩のリズムもあって、文楽、歌舞伎と言った日本の古典にも通ずると感じた。
読了日:3月19日 著者:ウィリアム・シェイクスピア
キング・イン・ザ・ミラーキング・イン・ザ・ミラー感想
とある場所で本人が発言していた通り、小説であり、ビジネス書によくある啓蒙本でもある。これまた作者が意図したこととして、英語への翻訳を考えているため、文体はむしろそういった英語の本をを日本語に翻訳したような感じになっている。(『フィッシュ』を読んでいるみたいだった) マイケルに対する愛情は良く判ったけど、あくまでもマイケル視線、それも実のところ生前には興味を持っていなかった人物による後付け伝記というのが微妙。そこは著者の自由ではあるけれど、読み物としてならばもっと中立な位置からの物を読んでみたかった。
読了日:3月15日 著者:清涼院流水
論理的に読む技術 文章の中身を理解する"読解力"強化の必須スキル!  (サイエンス・アイ新書)論理的に読む技術 文章の中身を理解する"読解力"強化の必須スキル! (サイエンス・アイ新書)感想
「読む」技術となっているが、読んだ文書を一度分解して再構築するところでは、書く技術にも十分に役立つ説明になっている。 図解や各項目に添えられた挿絵というか、マンガが理解を容易にする助けになっている。 大学生や仕事で文書を作る機会の多い人は一度読んでみると、自分の文章の書き方も変わってくるのでは? 同シリーズか、同著者の別スキルの本を引き続き読んでみたい。
読了日:3月12日 著者:福澤 一吉
コズミック・ゼロ 日本絶滅計画 (文春文庫)コズミック・ゼロ 日本絶滅計画 (文春文庫)感想
あるきっかけで作者とその自信作?集大成?を知り、心ひかれて読んでみた。ちょっと期待しすぎたかな。この作者の本は初めてなので、あとがきにあるようにこれが彼の流儀なのだろうけど、細部で気になる表現があったり、黒幕をあの人物にするのはいいとしても、もう少しそれに繋ぐ伏線は前にはっておいてほしかった。(後付けの伏線(?)はあるが)。 最後のオチも意外なような意外じゃないような、微妙。 ただ、たしかに他にあまりないタイプのストーリーだとは思うし、後半は読むスピードを上げることになったので、エンタメとしては良い。
読了日:3月11日 著者:清涼院 流水
続あしながおじさん (角川文庫)続あしながおじさん (角川文庫)感想
グーテンベルク21版をkindleで。 有名な『あしながおじさん』の続編ということで邦題がついていますが、今風に言うならスピンオフ? 「あしなが…」のヒロイン、ジュディの親友サリーがジュディの出身の孤児院の建て直しに奮闘する。「あしなが…」と同じ一人の人物が書き綴る手紙で物語が進行しする形式は継承。よりロマンス色が強くなっていて、登場人物たちが大人なためかはじけるような勢いは前作の方が上。 考えてみればサリーに孤児院を任せたいっていう伏線(?)はすでに最初の作品で張られていたわけだから、すごいな。
読了日:3月6日 著者:ジーン ウェブスター

読書メーター

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by a_bear_in_woods | 2013-04-02 16:36 | Books & Comic books